メモリアル写真って?

欧米では一般的な肖像写真、日本人に馴染み、ご本人はもちろん、
家族にも喜ばれる「メモリアル写真」をおすすめします。

写真文化発祥の地での肖像写真

 ヨーロッパやアメリカでは、肖像画の延長として、手軽に肖像写真が撮られています。私たちの思い浮かべる肖像画のような決まりきったものではなく、専門のカメラマンの手で、ダイナミックな撮影で楽しまれすらされています。職業の服装や家族を演出して雰囲気を大切にして、まさに一人の人間の生きている証しであり、子の代、孫の代、ずっと、一家で大切に永遠に家庭に飾られるものです。その意味では、肖像画であり遺影でもあります。

遺影の現状

 一方、日本では遺影という風習があります。使用は葬儀以降でも、写真は生きている間にしか撮れません。必要になったとき、用意されていないことがほとんどです。いざとなって写真が見つからず、集合写真の小さな姿を無理に引き伸ばしたり、限られた時間での作業で、ずさんな処理、合成の服もしっくりこない。請求額はずいぶんかかったのに…。そんな声をしばしば耳にします。挨拶に来てくださった皆様に見せる顔で、人生の一番の姿なのにあんまりです。

日本人的、新しい肖像写真

 そこで、私たち日本人も肖像写真を撮ってみませんか。もちろん、私たちらしい感覚で。美しく撮り上げた肖像写真として誇らしい姿は、必要になったときにはそのまま遺影になり、探し回ることなく役立ちます。つまり本人だけでなく、家族が喜ぶ一枚になるでしょう。

あなたらしさ、メモリアル写真のご提案

  あなたらしい写真…「らしさ」を大切にいろんなアイデアをご用意しております。たとえば、本人ちなんだモノ、アイテムを写しこむ。釣竿や愛車、ペットの写真、指輪、ときに結婚写真などを編集しデザインいたします。写しこむアイテムは本人とは別に撮影して写しこむことも可能です。
 文章も好まれます。好きな詩の一節や座右の銘、自作の俳句など、雑誌広告の経験豊富なデザイナーが刷り込みます。
 お気に入りの風景や、思い出の地の写真を背景に差し込むことだって可能です。
  いろんなアイデアを相談しながら作りこむ「らしさ」あるメモリアル写真。 ご本人にはもちろん家族の宝物になるでしょう。

定期的に撮るのもメモリアル

 かつて、写真を撮るのは、特別な日という時代がありました。入学式や七五三、結婚式…。記念の気持ちを写真とともに残します。一方、メモリアル写真を毎年お撮りになる方がいらっしゃいます。元気にすごせた記念、「自分」という人間の記念だそうです。誕生日や結婚記念日に夫婦で撮るなんてのもちょっとステキですね。

これからのかたち

 慣れ親しんだ自宅や思い出の土地でプロに撮ってもらった自分らしい姿。世代を越えて大切に残したいものです。
 ヨーロピアンセレブのように「本人らしさ」「自分らしさ」あるいは「家族の絆」の表現として、元気なうちから自宅に飾り、孫やそのまた孫子にまで美しい笑顔を残す、そんなメモリアル写真が遺影に代わって家族の団欒のアイテムになることでしょう。